さらなる、詳しい根拠

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念のため、この結論に至った経緯を説明させていただきます。

 

【当方の認識している当方の不手際ポイント】
・メールのやり取りで不信感を抱かせてしまったこと
・原因は不明だが、こちらのiPhoneにてメッセージの受信が夜間にできない状態になっていたこと
 過去にそのような指摘を受けた経験はありませんでしたので気がつきませんでした。
 現在、設定をいろいろといじってみていますが正直よくわかりません。
・キャンセル料金のことの説明がなされていなかったこと※HP上には記載されています
・内金の性質を念のため説明するべきだった可能性があること
 ※一般的な商取引上、「内金」とは代金の一部を払うことなので、その時点で売買契約が成立します
 ※手付金とは違い、契約後に交わされる金銭のことをいう

 ※この内金の性質を全日本人が正確に把握しているとは言い切れない

 

【神田様の不手際】
・ご来店時に、文字レイアウト作業に入る前に、当方は、「これで決定で良いですか?」と聞いています。
 この作品でOKという事を確認した上で、文字レイアウト作業に入っています。
 この時点で事実上、売買契約が成立したと認識しています。
 上記、売買契約が成立した後に、作品の内容の変更を依頼してきたこと
 →通常、売買がキャンセルにならない限り
内金を預かった状態で
そのまま変更等には対応する様にしています。
  その対応義務があるとは思っていませんが
そこはサービスの一環です。
・内金を金額によらず、お支払頂いた時点で、商取引上、売買契約が成立したと言うことになり
 それ以降に、売買のキャンセルを要請していること
・旦那様と相談により、選択した作品が、変更になる可能性があるのであれば
 事前にその旨を当方へ伝えておくのが必要があること
ちなみに、私は、お客様の発注内容が、ご家族の意見などで変更が予想される場合
代金全額や、内金などお支払を受け取らないようにしております。
・内金を頂く際に私は「通常は1万円の内金ですが、今現金が無ければ5000円でも良いですよ」と
 お伝えしましたが、メッセージ内容を確認するとその認識無いようであること
・こちらのiPhoneにてメッセージの受信ができない事を認識していたならば
 急ぎの伝達内容であれば電話にて連絡を試みるべきであったこと
【その他、参考になりそうな点】
・アイメッセージのやり取りにおいて、
この画像にあるやり取りにおいて
神田様は、今日は用事があるから取りに行けないという

発言をしています。

当方としては、この時点で、当然、これは板を取りに来る意思があるけれど
今日は無理という、趣旨に取れますから、前の板はキャンセルで

あらたな板に変更する意思なのだと判断できます。

ただ、念のため、確認をしたかったので
その後の当方からの返信「板は変更するということで決定でよろしいですか?」と
確認のメッセージを送っています。
このメッセージ内容が、神田様をせかしていると、感じられたようですが
私はせかしたつもりも無ければ、読み返してみても決してせかしているとは
思えません。
むしろ、一度、作品が決定し文字レイアウト作業も終わっており
板自体も、その日のうちに彫り師さんに、わざわざ預けに行っているのに
板の変更が可能ということが当然のことのように連絡をしてきていることに対して
当方は、気分を害している状況でした。
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以上のような状況をふまえ
被害額等を計算の上
内金の返金に関する
妥当な対応方法を検討しました。
【参考にしたウェブサイト】
https://legalus.jp/lawyer-faq/e8d341d1-6fac-45f8-a976-2647429c930a
https://www.wel-knowledge.com/article/diversity/a328

などなど

 【作業賃被害額】時給6222円×1.25=7777.5円 ※私の時給の計算はOECDの発表(2022/7/20付データ)している日本人の平均労働時間から算出しています。
  ※OECDの発表している日本人の平均労働時間より私の労働時間は短いので実際の時給計算で行くとこの金額よりも高額です。
【キャンセル料金の未回収被害額】総額42800円×0.15=6420円 ※HPに記載している通りの計算式
 【実際にお支払頂いた内金金額】 5000円
  上記3つの要素の金額を照らし合わせると、内金の金額が一番低額である
下記に、様々なパターンを記載します。
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=================その1=================
内金の全額を返金する
→売買契約が成立し、実際に打合せや作業に1時間15分程度の時間を要していることと
 キャンセルに関して原因が100%こちらの責任とは考えられないため
 当方としては受け入れがたい。
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=================その2=================
キャンセル料金全額を請求する。
【キャンセル料金の未回収被害額】総額42800円×0.15=6420円
内金との相殺で、1420円が未回収金ということになるため
1420円を神田様に追加請求することとなる。
おそらく、神田様は納得しないため、このパターンは実現不可能と予測されるので
内金5000円全額にて当方が納得し、決着。
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=================その3=================
キャンセル料金の請求をする場合
キャンセル料金の事前説明がなかった事を理由に請求は難しいと判断が可能。
ただ。実際に売買契約が成立している状況下でのキャンセルなので
実際に作業した部分にかかる費用に関して請求をする。
 【作業賃被害額】時給6222円×1.25=7777.5円 ※私の時給の計算はOECDの発表している日本人の平均労働時間から算出しています。
  ※OECDの発表している日本人の平均労働時間より私の労働時間は短いので実際の時給計算で行くとこの金額よりも高額です。
上記計算により、7,777円を請求する事となる。
売買契約が成立している状態なので、法的にも何ら問題は無いと思われるので
当方としては、この請求を行い、内金との相殺による差額2777円を神田様に実際には請求する。

ただ、内金自体を返金要求している神田様側が納得するとは思えないので成立は難しいと予想される。

当方としては最も筋が通っている落とし所だが
当方の不手際に関しての配慮が欠けているとも思える。
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=================その4=================
上記、その1からその3までを、加味して
かつ、これ以上の水掛け論を継続しないことを優先することを考えると
いただいている内金を、双方折半ということで
痛み分けで、という落とし所を提案
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→当方の結論としては
その4を採用
当方としては5000円ほどの被害額となるが
当方も不手際をしてしまった分ということで
気持ちの処理を行う事とする。

これ以上のこの件の水掛け論に
時間を要するのはお互いに不利益しか生まないと判断する。

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以上が、詳細な、最終の判断の根拠となります。

ヨコイ

2024年11月19日 13:33